アルキル化剤の特徴と副作用

 アルキル化剤の特徴と副作用の一覧

   
       アルキル化剤の特徴と種類    

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アルキル剤とは

   

アルキル化剤は世界で最も早く抗がん剤として使用された物質であり,最も古くから使用されている抗がん剤でもあります。

がん細胞のDNAと結合することにより,強力な殺傷効果を示す薬剤であると共に,その副作用も強い薬剤であることが知られています。



開発の経緯

   

アルキル剤は第一次世界大戦で使用された毒ガス(マスタードガス)に起源を持っています。1940年代になると,このガスが細胞の核に作用し,細胞分裂を抑える機能があることがわかり,がんへの治療が試みられたのです。

この薬剤を悪性リンパ腫の患者に始めて投与したのが,米国のアルフレッド・ギルマン博士です。
ギルマン博士の研究では,この薬剤の悪性リンパ腫の患者への投与により,1ヶ月後には再発したものの,一時的でも,患者の症状は改善されました。

この研究がもとになり,その後,抗がん剤治療薬アルキル化剤が開発されました。「シクロフォスファミド」「メルファラン」などは当時開発され,現在でも使用されている古くからある薬剤です。


 

作用メカニズム 

   

アルキル化剤は体内で活性化し,DNAと反応し,がん細胞DNAをつくっている分子どうしを架橋する,すなわち橋渡しをしてつないでしまいます。

そのため,DNAがほどけなくなり,がん細胞の細胞分裂が停止します。

また,DNAにアルキル基が結合することにより,DNAの情報を正確に伝えられなくなり,この遺伝子異常により,がん細胞でアポトーシス(細胞自死)が起こり,死滅すると考えられています。


  特徴     

アルキル化剤は,がん細胞に対する殺傷力も高い反面,正常な細胞への影響も強く,副作用の強い薬剤でもあります。

アルキル化剤も細胞分裂期により効果的にはたらくのは,他の抗がん剤と同じですが,他の抗がん剤と異なるのは,がん細胞が分裂期でなくとも攻撃できることです。

正常な細胞のほとんどはがん細胞のように活発に増殖しないため,アルキル化剤が作用しても,細胞が分裂する前にそれを修復する時間があり,ダメージから回復できると考えられています。



 

治療対象となるがん 

   

アルキル化剤は,多くの種類のがんに,幅広く適用されています。

白血病,悪性リンパ腫,多発性骨髄腫などの血液系のがんの他にも,甲状腺がん,前立腺がん,乳がん,子宮がん,胃がんなどの固形がんにも使用されます。

また,ニムスチンなど,ニトロソ尿素に分類される一部のアルキル化剤は,血液脳関門のフィルタを通り抜けることができるため,脳腫瘍の抗がん剤治療にも利用されています。

最近では,2006年に,脳腫瘍の神経膠腫に対して,経口タイプのテモゾロミド(テモダール)も承認されています。

アルキル化剤は,骨髄抑制などの副作用が強いという特徴がありますが,,骨髄以外の肝臓や腎臓に対しての副作用はそれほど強くはないため,造血幹細胞移植の前処置として,超大量化学療法にも使用されています。



  投与方法     

アルキル化剤は化学的に不安定で取り扱いにくい物質であるため,投与法は,注射や点滴が基本となります。

しかし,改良したアルキル化剤には安定な製品もあり,一部にはカプセルや錠剤で経口投与も可能となっています。

アルキル化剤は投与量を増やすほど,がん細胞に対する殺傷効果が高まると考えられ,大量投与が行われる場合もあります。



 

副作用 

   

アルキル化剤は特に副作用が強い抗がん剤のひとつです。

よく見られる副作用としては,骨髄抑制がありますが,これは骨髄が抗がん剤によりダメージを受けて白血球,赤血球,血小板が産生されなくなり,減少していく症状です。

骨髄抑制は薬を投与してから1〜2週間後に強く現れ,その間に感染症や出血の可能性もあり,患者をよく,観察,検査する必要があります。

むかつきや嘔吐もアルキル化剤に多く,しばしば薬を用いてすぐにむかつきが始まります。

もっともよく利用されるアルキル化剤であるシクロホスファミドは,大量に使用すると,出血性膀胱炎や心不全などの重い副作用を起こすことがあります。

アルキル化剤は正常細胞の遺伝子を傷つける可能性があるため,この薬を使用することにより,わずかではありますが,新たにがんが発生する危険があります。



         
 
     
 

適応するがんと副作用一覧 

   

抗がん剤名
商品名
 
適応できるがんの種類 副作用 投与方法
イホスファミド
イホマイド
小細胞肺がん,子宮頚がん,前立腺がん,骨肉腫,胚細胞腫瘍 吐き気,嘔吐,腎不全,血液障害,脱毛,出血性膀胱炎,排尿障害骨髄抑制 点滴
塩酸ニムスチン
ニドラン
 
脳腫瘍,胃がん,肝臓がん,大腸がん,慢性白血病,肺がん,悪性リンパ腫 骨髄抑制,間質性肺炎,吐き気,嘔吐,食欲不振,脱毛,頭痛,倦怠感,口内炎,肝障害,腎障害 静脈注射
動脈注射
塩酸プロカルバジン
ナツラン
 
悪性リンパ腫 骨髄抑制,倦怠感,出血傾向,貧血,食欲不振,吐き気,嘔吐,脱毛,(間質性肺炎) 経口投与
シクロホスファミド,フエンドキサン,エンドキサンPァミド  悪性リンパ腫,多発性骨髄腫,急性白血病,肺がん,胃がん,結腸がん,乳がん,卵巣がん,神経腫瘍,骨腫瘍,子宮がんなど 骨髄抑制,吐き気,嘔吐,食欲不振,脱毛,(腎障害,出血性膀胱炎,排尿障害,間質性肺炎) 点滴
内服
ダカルバジン  悪性黒色腫,ホジキン病 吐き気,嘔吐,脱毛,発疹,注射部位血管痛,肝障害,骨髄抑制 静脈注射
ブスルファン
ブスルフェクス
マブリン
 
慢性骨髄性白血病 骨髄抑制,紫斑,血便,血尿,間質性肺炎,白内障,肝障害,腎障害,吐き気,嘔吐,口内炎,発疹,脱毛 経口投与
メルファラン
アルケラン
 
多発性骨髄腫 吐き気,嘔吐,骨髄抑制,貧血,出血傾向,肝障害,間質性肺炎 経口投与
静脈注射
ラニムスチン
サイメリン
 
多発性骨髄種,悪性リンパ腫,慢性骨髄性白血病,膠芽腫(脳腫瘍) 骨髄抑制,出血傾向,貧血,食欲不振,吐き気,嘔吐,肝障害,(問質性肺炎) 静脈注射
テモゾロミド
テモダール
 
悪性神経膠腫,乏突起神経膠腫  悪心,嘔吐,食欲不振,骨髄抑制,ニューモスチス肺炎,間質性肺炎,脳出血,アナフィラキシーショック,肝機能障害  経口投与
点滴
ベンダムスチン
トレアキシン
  
再発・難治性低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫,マントル細胞リンパ種  悪心・嘔吐,食欲不振,便秘,倦怠感,発疹,発熱,静脈炎,骨髄抑制,間質性肺炎,腫瘍崩壊症候群,アナフィラキシー症状  点滴
 
   
       
       
 
   
 
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