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エチニルエストラジオール・抗がん剤の概要
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分類- ホルモン剤 |
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商品名 |
製造・販売 |
プロセキソール |
あすか-武田薬品
大日本住友製薬 |
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エチニルエストラジオール(プロセキソール)は,1938年に女性ホルモンであるエストロゲンの一種エストロンのエチニル化により生成されました。
内服で強い女性ホルモン作用をあらわすことが確認され,前立腺がんや閉経後の乳がんの抗がん剤治療に使用される抗アンドロゲン剤です。
また,エチニルエストラジオールの成分は経口避妊薬としても利用されています。
内服で強い女性ホルモン作用をあらわすことが確認され,前立腺がんや閉経後の乳がんに適用されています。
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治療対象となるがんの種類
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前立腺がん,閉経後の末期乳がん。
男性ホルモンにによる治療で抵抗性を持った閉経後の乳がん
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投与法
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錠剤で,通常1日量0.05~1mg 3回に分け,経口投与します。
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エチニルエストラジオール(プロセキソール)の主な副作用
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重篤な副作用として,特に長期間服用した場合に,下肢の痛み・浮腫,呼吸困難,胸痛,めまい,意識障害,視力障害などを初期症状とする,心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症や血栓塞栓症が引き起こされることがあります。
その他副作用として,発疹,じん麻疹などのアレルギー症状やむくみやそれにともなう体重増加,不正出血,乳房のはれや疼痛,腹痛,悪心・嘔吐,食欲不振,脱毛,頭痛,めまい,全身倦怠感,全身熱感,肝機能低下,血圧上昇などがみられます。
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使用上の注意 |
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エチニルエストラジオールと骨粗鬆症の治療薬であるイプリフラボンととの併用で,本剤の作用が強まる場合があります。
血糖降下薬(グリベンクラミド・グリクラジド・アセトヘキサミド)との併用ではエチニルエストラジオールの効果を低下させる場合があります。
閉経後の女性が1年以上にわたって,本薬剤のようなエストロゲン剤を使用すると,子宮体がんの発症率が高くなる可能性が報告されています
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