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吐き気・嘔吐の特徴と原因 |
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抗がん剤の副作用で吐き気や嘔吐を訴える人は多く,よくあらわれる症状といえます。
吐き気や嘔吐は,抗がん剤が脳の嘔吐中枢を刺激したり,食道や胃の粘膜にダメージを与えることなどが原因で起こります。
また,副作用に対する不安や恐怖心があると,精神的な影響でも,においなどの刺激が加わることで
吐き気や嘔吐が誘発される場合もあります。
この吐き気や嘔吐の症状は個人差も大きく,抗がん剤の種類によっても程度が異なります。
特に,シスプラチン,イリノテカン,シクロホスファミド,ダカルバジンなどは吐き気がでやすい抗がん剤です。
吐き気や嘔吐の症状を分類すると,投薬後,24時間以内に起こる急性,その後の数日間に起こる遅発性,心因などにより投与前に起こる予期性に分けられます。
遅発性の場合は2〜7日程度続く傾向があります。
吐き気や嘔吐が長びくと,食欲不振や脱水症状につながりますので,対処や工夫が必要です。
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副作用の治療法 |
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吐き気が予想できそうな化学療法を行う場合には,事前に「5H−HT3受容体拮抗剤」「ステロイド剤」「NK1受容体拮抗剤」の「アプレピタント」を使用することで,かなり抑えることができます。
このアプレピタントは舌下錠なので,自宅に持ち帰っても服用できます。
また,治療に対する不安など,精神的なものが原因となる吐き気・嘔吐もあり,このような症状には抗不安薬が使用されます。
また,その他にも脳内伝達物質であるドーパミンの受容体に拮抗してはたらく,メトクロプラミドやドンペリドンなども効果があります。
このような抗がん剤の副作用である嘔吐は上記のようなすぐれた制吐剤の開発により,かなり抑えられるようになっており,このような症状がでたら,がまんをせずにすぐに医師に相談しましょう。
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患者としての対処法 |
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このような吐き気・嘔吐は睡眠不足でも誘発されやすくなります。 治療の前日は十分な睡眠をとるよう
こころがけましょう。
食事は消化の良いものを少量ずつが基本で,甘いもの,脂っこいもの,香りの強いものは避けましょう。
食後はゆっくり休みますが,胃への圧迫を避けるため,食後1〜2時間は横にならない方がよいでしょう。
嘔吐してしまった場合は冷たい水でうがいをし,脱水症状がおきないよう水分補給も心がけましょう。
吐き気は部屋のにおいやや食べ物・花などのにおいによっても誘発されることがあり,窓を開けて換気をすることも必要です。また,からだを締め付ける下着なども避けたほうがよいでしょう。
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