抗がん剤の種類と特徴

 抗がん剤の種類と特徴や副作用を解説

   
       抗がん剤の種類と特徴    

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抗がん剤の種類と特徴

   


  細胞障害性抗がん剤

古くからあるアルキル化剤などの「細胞障害性抗がん剤」は「細胞毒性型抗がん剤」とも呼ばれています。

この細胞障害性型抗がん剤は主にがん細胞の細胞分裂時に作用し,細胞を破壊するため,正常細胞でも細胞分裂時にはダメージを受けます。

正常細胞の中でも特に細胞分裂のさかんな部位ではより細胞が破壊されることになります。

脱毛や口内炎,下痢,おう吐がよく副作用として見られるのも,これらの毛根細胞や口腔粘膜,消化管粘膜は特に正常細胞の中でも細胞分裂さかんな部位だからです。
 


白血球の減少や貧血などもよく副作用として見られますが,これは骨髄にあるすべての血球を産生する造血幹細胞がダメージを受け,白血球や赤血球が産生されなくなるためです。これを骨髄抑制といいます。

白血球の一種の顆粒球は体内に侵入した,細菌を攻撃しますが,この顆粒球も抗がん剤で減少すると,感染症にかかりやすくなります。

また,白血球の一種であるリンパ球は免疫細胞でもありますが,これが減少すると免疫によりがん細胞を抑える機能が低下することになります



    アルキル化剤の特徴     

この抗がん剤の起源は第一次世界大戦に使用された毒ガス,すなわちマスタードガス(イペリットガス)です。

このアルキル化剤は,がん細胞に対する強力な殺傷能力を持っている反面,副作用も強いという特徴があります。

この薬剤はアルキル基をDNAに付加することで,DNAを構成している分子どうしがつながる架橋
(かきょう
という反応が起こり,細胞分裂が止まり,がん細胞が死滅していきます。

代表的な薬剤として古くから使用されている「シクロフォスファミド」「メルファラン」などがあります。



    代謝拮抗剤の特徴 

この薬剤はDNAに似た構造を持つため,がん細胞が新しい細胞を合成する時に,がん細胞が誤ってこの物質を取り込んでしまいます。すなわち細胞の合成(代謝)時に本物のDNAとせめぎ合う(拮抗)薬剤ということです。

その結果,細胞の複製ができなくなり,一方,この不完全なDNAを持つがん細胞は死滅してしまいます。

代謝拮抗剤は,体内にとどまる時間が長いほど,効果的と考えられ,数時間にわたる連続投与や経口薬を毎日飲む方法が一般的です。

代謝拮抗剤による副作用は比較的軽いものが多いといわれていますが,むかつき,おう吐,下痢などの消化器系の副作用は強くあらわれやすいという特徴があります。

広く使用されている抗がん剤として,フルオロウラシル,メトトレキサート,シタラビン,メルカプトプリンなどがあります。



  植物アルカロイドの特徴 

毒を持つ様々な植物から抽出した有毒成分を植物アルカロイドといいます。

植物アルカロイドには,細胞内に存在する微小管に形成を阻害してしてがん細胞を殺すビンカアルカロイド,逆に微小管のはたらきを異常に促進させるタキサン系,また,DNAの複製に関与する酵素トポイソメラーゼと呼ばれる酵素を阻害するトポイソメラーゼ阻害剤に分けられます。

ビンカアルカロイドは,白血病や悪性リンパ腫に対して,高い効果を示すといわれますが,特徴的な副作用として,手足がしびれるなどの神経障害があります。代表的な抗がん剤としてビンクリスチンがあります。

また,タキサン系では,非常に多くのがんに対して効果があることが知られていますが,最も注意しなければならない副作用がアレルギー反応,特にアナフィラキーショックと呼ばれるもので,呼吸困難や血圧低下が起こることがあります。 代表的な抗がん剤として,パクリタキセルとドセタキセルがあります。

トポイソメラーゼ阻害剤は,多くのがんに対して効があり,肺がん,胃がん,卵巣がん,子宮がん,悪性リンパ腫などの治療に使用されます。副作用と骨髄抑制,おう吐,下痢などがよく見られます。
代表的な抗がん剤として,イリノテカン,エトポシドなどがあります。



    抗がん性抗生物質の特徴 

抗生物質とは,微生物が作り出すさまざまな化学物質の中で,細菌を殺したり,その増殖を妨げる物質をいい,一般的な抗生物質は細菌感染症に対して使用されます。

しかし,細菌感染症に対して使用される抗生物質はがんに使用されることはなく,がんに対して使用される抗生物質を「抗がん性抗生物質」または「抗腫瘍性抗生物質」と呼んでいます。

抗がん性抗生物質は,DNAの2本の鎖の塩基の間に入り込み,DNAの複製を阻害し,がん細胞を死滅させます。

抗がん性抗生物質は白血病や悪性リンパ腫など血液のがんだけでなく,多くの固形がんにも効果を示します。

副作用としては,ほとんどの薬剤で強い骨髄抑制をおこします。また,薬剤によっては,激しいおう吐や吐き気を引き起こすことがあります。

このタイプの抗がん剤として有名なものに,マイトマイシンC,ブレオマイシン,ドキソルビシンなどがあります。



    プラチナ製剤の特徴 

プラチナ製剤の作用のメカニズムはアルキル化剤とよく似ています。

プラチナ製剤はプラチナ化合物がら成り立っていますが,この物質は,がんの細胞内に入ると活性化し,2本のDNA鎖を架橋したりDNAどうしを架橋することで,DNAの複製をさまたげ,がん細胞は分裂不能となり,死滅します。

この薬剤の特徴は進行した固形のがんにも効果があり,他の抗がん剤に対して薬剤耐性を身につけたがんにも治療効果を示します。

プラチナ製剤の副作用の特徴として,腎不全があります。特にシスプラチンにはこの副作用が強く現れます。他には,耳鳴りなどの聴覚異常,手足がしびれるなどの末梢神経障害,むかつき,おう吐などがあらわれます。

代表的な薬剤として,先ほど述べたシスプラチンがあります。また,重篤な副作用が起こりにくい,抗がん剤として,「カルボプラチン」や「ネダプラチン」などがあります。



 

ホルモン剤 

   

生殖器にできるがんは,性ホルモンの作用で増殖することがあります。このようながんには,乳がん,子宮がん,卵巣がんの他,前立腺がんなどがあります。

ホルモン剤はこのような性ホルモンのはたらきを阻害することによって,がん細胞の増殖を抑える抗がん剤です。

性ホルモン剤の特徴 
性ホルモンは,ある種のがんの増殖を助長しますが,逆の性ホルモンでこのはたらきを抑制することができます。

たとえば,男性ホルモンによって増殖するがんには,女性ホルモンを投与し,女性ホルモンによって増殖するがんには男性ホルモンを投与します。

抗ホルモン剤の特徴 
生殖器のがんの細胞にはホルモンを受け取るレセプター(受容体)が存在し,ホルモンがこの受容体と結合することで,細胞増殖の信号が伝わり,がん細胞が増殖をはじめます。

したがって,このホルモンに似た物質をがん細胞と結合させることで,本来のホルモンと結合できなくなり,増殖の信号が伝わらず,がん細胞の増殖ができなくなります。 



  ホルモン生成阻害剤(アロマターゼ阻害剤)の特徴 
女性ホルモンのエストロゲンは,卵巣から分泌されるだけではなく,副腎から分泌される男性ホルモンのテストステロンもアロマターゼと呼ばれる酵素の作用によって,エストロゲンへと変化します。

そこで,この酵素アロマテーゼのはたらきを阻害し,エストロゲンの生成を抑制する薬剤が開発されています。



  ホルモン分泌阻害剤剤(LH−RHアナログ)の特徴 
脳の下垂体では,LH−RHというホルモンを分泌し,精巣や卵巣を刺激するホルモンの分泌を促進させます。そこでこのLH−RHのはたらきを抑える薬剤が開発され,LH−RHアナログとよばれています。


上記のホルモン剤の中で,がん治療に最も多く使用される薬剤が,抗ホルモン剤であり,タモキシフェン,トレミフェンなどがあります。

ホルモン剤の治療対象は前立腺がん,乳がん,子宮体がん,卵巣がんです。また,ホルモン剤の副作用は比較的軽いといわれていますが,まれに心臓障害や血栓症を起こすことがあり,更年期障害様症状もみられます。薬剤によっては,下痢や吐き気,食欲の低下が起こることもあります。



 

分子標的治療薬

   

分子標的治療薬は細胞障害性型の抗がん剤とは異なり,細胞のDNAに直接作用するわけではなく,がん細胞の増殖に関する因子に作用する新しい薬剤として開発されました。

がん細胞上には正常細胞よりも多く発現している受容体と呼ばれる分子が発現していますが,分子標的薬はこの受容体と結合することで,ある種のシグナルをがん細胞に伝え,アポトーシス(細胞自死)誘導作用,細胞増殖抑制作用,血管新生抑制作用,免疫細胞誘導作用(ADCC)などによりがん細胞を抑える機能があります。

この薬剤は,がん細胞に集中して攻撃できるため,副作用が少ない夢の新薬として期待されました。


しかし,いざ投与してみると,従来型の抗がん剤ほど副作用が見られるということはありませんでしたが,副作用がないわけではなく,従来型の抗がん剤とは異なった副作用が起こることがわかりました。

これは,がん細胞に過剰発現している分子は正常細胞の一部にも発現しているため,影響を受けてしまうからです。

分子標的治療薬は作用のメカニズムが種類によって異なるため,副作用も治療薬によって異なります。

たとえば,心不全,間質性肺炎,血栓症,高血圧,消化管穿孔など重篤な副作用を起こすこともありますが,その頻度は,従来型の細胞障害性抗がん剤によるものに比較するとかなり少ないといえます。

ただし,分子治療薬はがん細胞の増殖を抑える効果はありますが,殺傷能力が弱いため,その薬単独ではなく,ほかの抗がん剤や放射線治療と組み合わせて治療されることが多いようです。



     
 
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