抗がん剤の適応となる患者の条件

 抗がん剤が適応となる患者の条件は全身状態とがん種から判断

 
       抗がん剤の適応となる患者    

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抗がん剤の適応条件

   

現在,抗がん剤治療を受けるべきか迷われている方も多いと思います。がん治療では手術・放射線治療・化学療法が,がんの三大治療として,確立しています。

しかし,この中でも抗がん剤は,皆さんもご存じのように,強い副作用を持ち,延命効果も無治療と比較して,数ヶ月というものも多く,受けるかどうかの判断も難しいといえます。

まず,理解していただきたいことは,下図の薬剤感受性分類表からもわかるように抗がん剤単独で治癒する可能性があるのは,白血病や悪性リンパ腫のような血液のがんなど一部に限られるということです。あとは,延命効果か症状の緩和が目的となってきます。

ただし,手術や放射線と組み合わせた場合などはこの限りではなく,根治も可能です。


 

抗がん剤の適応条件はまずは全身状態(PS)と薬剤感受性分類から判断

  
抗がん剤が適応かどうかの判断は,医師が様々な適応条件から判断しますが,一般的に患者の適応規準が用いられています。

まず,患者の全身状態から判断し,そして,がんの種類による薬剤感受性と照合して判断します。

その基準となる患者の評価で重要な点は,全身状態の指標である「パフォーマンスーステータス (PS)」(下図参照)が良好であることです。

適応は一般的にはPS=O〜2ですが,PS2以上は副作用が重篤になる可能性も高いため,慎重に判断される必要があります。
PS 3以上つまり,一日のうち50%以上をベッド上で過ごす人でも適応となるのは,薬剤感受性分類のA,B群,白血病,悪性リンパ腫,乳がん,卵巣がんなどの患者で,たとえば乳がんでは骨転移で動けない人でも元気に歩けるようになるような効果がえられます。

非小細胞肺がん,大腸がん,胃がんなどC,D群の疾患はPSが悪いと適応になることはなく,C, D群に分類される疾患のPS不良例は予後不良で,副作用も増強する傾向が多く,効果も期待できません。

一般的にPS4は,抗がん剤治療は適応されません。年齢は20〜75歳が目安です。ただし,高齢者では,副作用が増強する傾向にありますが,バラツキも大きく,何歳までという厳密な基準はなく, 全身の状態が良好であれば投与が行われる場合もあります。

しかし,高齢化に伴い高血圧や糖尿病,心臓病などの生活習慣病等が見られるケースは少なくありません。したがって,年齢よりも,主要な臓器の機能が保たれている点や全身状態(PS)のほうが,適応の重要な判断材料となります。

※米国の腫瘍学団体ECOGが決めた「Performance status (PS)」の日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)による日本語訳。
 スコア  PS(パフォーマンスステータス)による全身状態の評価
 0 まったく問題なく活動できる。
発病前と同じ日常生活が制限なく行える。
 1 肉体的に激しい活動は制限されるが,歩行可能で,軽作業や座っての作業は
行うことができる。例:軽い家事、事務作業 
 2 歩行可能で、自分の身の回りのことはすべて可能だが作業はできない。
日中の50%以上はベッド外で過ごす。 
 3 自分の身の回りの限られたことしかできない。
日中の50%以上をベッドか椅子で過ごす。 
 4 まったく動けない。
自分の身の回りのことはまったくできない。完全にベッドか椅子で過ごす。 

 抗がん剤 薬剤感受性分類  がん診療レジデントマニュアル(国立がんセンター内科レジデント)より
 薬剤感受性ランク  治癒・臨床効果  がん種 2010年版
 A 抗がん剤がよく効くがん 延命,治癒共に期待できる  急性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病・ホジキン病(悪性リンパ腫)
非ホジキンリンパ腫・(中高悪性度・悪性リンパ腫)胚細胞腫瘍・絨毛がん 
 B 抗がん剤が比較的よく効くがん   治癒はあまり期待できない延命は期待できる  乳がん・卵巣がん・小細胞肺がん・多発性骨髄腫 非ホジキンリンパ腫(低悪性度・悪性リンパ腫) 慢性骨髄性白血病・骨肉腫・大腸がん 
 C 抗がん剤があまり効かないがん   症状緩和が期待できる  軟部組織腫瘍・頭頸部がん・食道がん・子宮がん・非小細胞肺がん・胃がん・膀胱がん・前立腺がん・膵臓がん・肝臓がん・脳腫瘍・腎臓がん 
 D 抗がん剤がほとんど効かないがん   効果の期待が少ない,治癒も延命効果も期待できない  悪性黒色腫
甲状腺がん 


 

臓器機能,体重減少,前治療歴等から判断 

 
施術前の患者側の評価で重要なことは,どれだけ副作用に耐えられるかということです。

骨髄機能(白血球,ヘモグロビン,血小板の数),肝・腎・心・肺機能や臓器機能が低下している場合は,副作用が強く出やすく,投与も難しくなります。

栄養状態もある程度考慮します。低アルブミン血症や体重減少の有無などで評価します。

その他の施術前評価として,前治療歴も重要で,適応を検討している化学療法は始めてなのか(ファーストライン),2,3回目なのか(セカンド・サードライン)それとも4回目なのか(フォースライン)ということになります。

4回目となると効果も限られ,副作用が強く出やすく,適応が少なくなる場合も増えてきます。この段階の化学療法はあまりおすすめできません。

また, 合併症にも注意が必要で,合併症の有無と種類によっては,治療が出来ないこともあります。



  最終的には患者自身や家族の意志で 

このように,抗がん剤治療が適応になるかどうかは,以上のような条件がありますが,最も重視すべきことは,患者自身やご家族がこの治療を希望するかどうかです。

たとえ副作用が生じることがわかっていても,がんの症状の軽減や延命,あるいは完治を目指して治療を受けたいと考える患者さんやご家族もいらっしゃるでしょう。

一方,完治を期待できず延命効果も確実でないなら,副作用で苦しんで衰弱を早めるよりは,残された時間をより有効に過ごしたいと考える患者さんやご家族もいらっしゃるはずです。

抗がん剤治療を受けるかどうかは,このように個人的価値観が関わってきます。

したがって,医師の意見も十分に聞き,場合によってはセカンドオピニオンを受けるなどして,複数の医師の見解を参考にしながらも,最終的には患者自身やご家族が判断すべき問題といえます。       


     
 
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