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オキサリプラチン・抗がん剤の概要
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分類- プラチナ製剤 |
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抗がん剤オキサリプラチン(エルプラット)は第一世代プラチナ製剤としてのシスプラチン,その後,腎毒性,血液毒性を軽減した第二世代のカルボプラチンやネダプラチンに次ぐ第3世代プラチナ製剤として開発されました。
この薬剤は,大腸がん細胞株に対して,強い薬理効果を発揮したため,これまで,大腸がんの治療薬として開発が進みましたが,今後は他のがん腫にも適応が拡大される可能性のある抗がん剤です。
オキサリプラチンは,シスプラチンに対して耐性を持つがんにも効果があり,かつ腎毒性の軽減を目指して,日本人研究者の喜谷義徳教授が1976年に合成に成功しましたが,臨床試験に入る前に研究を断念しました。
その後,スイスの製薬会社デビオファーム社が研究を引き継ぎ,1996年フランスにおいて結腸・直腸がんに対する治療剤として承認され,米国では2002年に承認されました。
日本においてはヤクルト本社による3度目の開発によって2005年3月に治療切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんに対して承認されています。
オキサリプラチンは第三世代のプラチナ製剤といわれ,シスプラチンなどとは異なる化学構造を持っています。
がん細胞の2本のDNA鎖の間に橋をかけるようにして,入り込み,DNAの合成を阻害します。
大腸がんに対して特に強い活性を示したため,主に大腸がんでの開発が進みました。
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現在,オキサリプラチン(エルプラット)は,イリノテカンやフルオロウラシル(5-FU)とともに,大腸がん治療の標準3剤とされています。
この抗がん剤は,シスプラチンとの交叉耐性認めないとされています。
交叉耐性とはある薬剤に対し 耐性をもった場合,他の類似構造の薬剤にも耐性を持ってしまうことを意味します。
すなわち,交叉耐性がないということは,シスプラチンに効かなくなったがんにも効果があるということを意味します。
また,シスプラチンなどの他の薬剤と異なり,大量の補液の必要はなく,外来での治療も可能です。
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治療対象となるがんの種類
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切除不能または,進行性または再発した大腸がん(結腸がん・直腸がん)
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投与法
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オキサリプラチン(エルプラット)は粉末状の注射剤で,ブドウ糖液で溶解し,成人には,1日1回,静脈にゆっくりと点滴します。
治癒切除不能な進行または再発結腸・直腸がんにおいて,レボホリナートおよびフルオロウラシルの静脈内投与とオキサリプラチン投与を14日ごとに反復投与する抗がん剤治療(FOLFOX療法)がよく使用されています。
最近では,これに分子標的薬を同時に投与する方法も用いられています.
FOLFOX療法では,フルオロウラシルの静脈投与との併用なので,中心静脈ポートを使用するのが,一般的です。
その場合,携帯用持静注ポンプを使用することにより,外来通院治療が可能です。
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オキサリプラチン(エルプラット)の主な副作用
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副作用で特徴的な点は,高度の末梢神経障害があることと,シスプラチンや他のプラチナ製剤ほどの腎毒性がないことです。
軽度のものも含めると85~95%の患者で末梢神経障害が出現しますが,具体的には四肢末梢に起こる手足のしびれ感,口唇周辺の感覚異常,知覚異常がみられます。ときに痙攣,筋攣縮,筋硬直を伴うことがあります.
急性末梢神経障害は,抗がん剤投与中から始まり,終了後,数時間で回復しますが,慢性末梢神経障害は投与回数が増すと起こりやすくなり,障害の持続時間は長くなり,進行すると機能障害にまで至ることもあります。
オキサリプラテン(エルプラット)の総投与量が750~850mg/m2になると機能障害を伴う重篤な神経障害が10~18%でみられます。
このような重篤な障害発現までの期間の中央値は約5ヵ月ですが,このような症状は通常休薬により軽減・消失します。
また,骨髄抑制,食欲不振,下痢,吐き気・嘔吐,脱毛,アレルギー様反応など,他の白金系薬剤と同じような副作用もあり,アレルギー反応は時に,気管支けいれんなどをともなう重篤なアナフィラキシーショックとしてあらわれることもあります。
その他,肝臓障害,心拍の異常,視力低下がみられる場合もあります。
また特徴的な副作用の一つとして,急性の咽頭異常感覚症候群(呼吸困難感,嚥下困難)があります。
これは1~2%の症例で起こり,オキサリプラテンの点滴時間を2時間から6時間に延長することにより,症状が軽減するといわれています。
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使用上の注意 |
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本剤の特徴である末梢神経障害の手足のしびれには,手や足がピリピリしたり,熱を感じたり,痛みを感じるなどの症状がみられます。
これが,ひどくなると,物がつかみにくくなるといった機能障害が加わり,さらにひどくなると,歩行不能となったりします。
このような場合は対処法として,オキサリプラチンの投与を中止します。
また,比較的軽度の急性神経障害は寒冷刺激により誘発されるため,冷たい飲み物などを避けたり,冷たいものに触れたりすることを避けたり,手袋をするなどの予防が有効です。
したがって,口内炎予防または,口内炎による疼痛緩和の目的でおこなう氷片の口内内服は避けたほうがよいでしょう。
オキサリプラチン(エルプラット)はシスプラチンに比べて腎臓に対する毒性が少ない為,腎障害を防ぐために抗がん剤治療中に大量の水分を摂取する必要はありません。
白血球減少などの骨髄抑制によって,感染症にかかりやすく,また重症化しやすいので,人混みなどへ行くことを避け,手洗い,うがいを欠かさずおこないましょう。
動物実験で催奇形性が報告されており,妊婦または妊娠している可能性のある人は使用できません。授乳は中止してください。
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