プラチナ製剤の種類と特徴

 プラチナ製剤の種類と副作用の一覧

   
       プラチナ製剤の種類と特徴    

抗がん剤治療と副作用のすべて

最新治療から副作用まで抗がん剤治療のすべてがわかるサイト

  スポンサードリンク
    
   
最新情報満載!がん治療・がん治療最新情報
 - contents -
  大腸  肝臓  食道  膵臓   
子宮体  子宮頸  前立腺  脳腫瘍  乳房  頭頸部 
胆道  腎臓  膀胱  卵巣  骨肉腫  甲状腺 
悪性リンパ腫  多発性骨髄腫  白血病     

    効くがんと効かないがん                  副作用の種類と対処法 
    治療が適応となる患者                  遺伝子検査と診断
    治療前に確認すべきこと                  化学療法の種類と特徴 
    抗がん剤の奏効率                  アルキル化剤 
    抗がん剤の効果判定                  代謝拮抗剤 
    副作用の種類と出現時期                  植物アルカロイド 
    臨床試験と標準治療                  抗がん性抗生物質 
    補助療法                  プラチナ製剤 
    多剤併用療法                 ホルモン剤 
    化学放射線療法                  分子標的治療薬 
    局所投与法                  化学療法の長所と問題点 
    減量抗がん剤療法                  支持療法 
    共存療法・休眠療法                  治療中の食事 
    免疫最大化がん治療                  これからの抗がん剤治療 
    がん幹細胞と化学療法                  化学療法Q 
    近藤理論(がん放置療法)                     
   末期でもあきらめない! 
世界が認めた抗ガン漢方薬! サンプル無料!


 

             
     

プラチナ製剤とは

   


プラチナ(白金)は貴金属としてよく知られていますが,この金属の化合物は,プラチナをベースにアンモニアや塩素など,別の物質を結合させたもので,これが抗がん剤のプラチナ製剤です。

そしてこのプラチナ製剤は,がん細胞内部に入り込むと活性化し,DNAや細胞内のタンパクと結びつき,DNA鎖を架橋することで,複製を阻害し,がん細胞を殺す作用をもっています。

さらに,そのメカニズムは,解明されていませんが,細胞のアポトーシス(細胞自死)を促す作用もあることがわかっています。



プラチナ製剤開発の歴史

   

1961年,ミシガン州立大学教授バーネット・ローゼンバ
ーグが,大腸菌への電流の影響を調べている中で,電極として使用されていたプラチナが溶液と反応し,大腸菌の細胞分裂を止めていることを偶然発見しました。

そして,動物実験の結果,このプラチナ化合物ががんにも効果があることがわかり,「シスプラチン」と命名されました。


この抗がん剤は,治療効果も高い反面,副作用も強いため,後に重大な副作用が起こりにくい「カルボプラチン」や「オキサリプラテン」などが開発されました。



  特徴     
プラチナ製剤は,細胞分裂期により高い効果を示すだけでなく,細胞が分裂していないときでも細胞中のDNAに作用し,効果を示すという特徴があります。これを細胞周期に非特異的といいます。

また,進行した白血病やリンパ腫など血液系のがんだけでなく,固形がんにも治療効果を示すということも大きな特徴です。

さらに,他の抗がん剤に対して薬剤耐性を獲得したがんでも,プラチナ製剤では効果を示すことが多く,そのためプラチナ製剤は現在,非常に多くのがんに対して使用されています。

この薬剤は,フルオロウラシルなど他の治療効果を高める作用をもつことが明らかになり,抗がん剤の効果を高める増感薬として使用されることがあります。



  薬剤の種類     
「シスプラチン」は,現在もっとも利用されている抗がん剤の一つであり,その,シスプラチンと同等の効果をもち,重大な副作用がより起こりにくい薬として「カルボプラチン」や「ネダプラチン」があります。

また,最近開発された「オキサリプラテン」は,シスプラチンに対して薬剤耐性を獲得したがんに対しても効果があります。



  投与方法     
代表的なプラチナ製剤シスプラチンは,一般的には,生理食塩水に混ぜて点滴します。

これは,食塩水中の塩素がシスプラチンの分解を妨げる作用をもつためでもあり,それに腎臓への毒性をもつシスプラチンから,腎臓を保護するための水分を補給するためでもあります。

プラチナ製剤は,このような全身への静脈投与のほか,腹腔内や肝動脈への注入も行われます。

近年は,少量のプラチナ製剤をフルオロウラシルとともに用いる「低用量抗がん剤治療」が,おもに消化器系のがんに対して試されています。



  適応となるがんの種類     
プラチナ製剤は非常に多くのがんに対して治療効果を示すという特徴があります。

特に精巣がんや一部の卵巣がんには高い効果を示し,プラチナ製剤と他の数種類の薬を組み合わせた治療によって,完治を目指すこともできます。

そのほか肺がん,頭頸部がん,子宮がん,腎臓がん,消化器系がん,骨肉腫,悪性リンパ腫などに効果があります。



  副作用     
プラチナ製剤の代表的な副作用として腎臓障害があげられます。

特にシスプラチンで,この副作用が強く現れるため,シスプラチンを使用するときには必ず大量の水分を補給し,腎臓を保護する必要があります。 

その他にも,耳鳴りや聴覚異,手足がしびれるなどの末梢神経異常があります。

また,吐き気,嘔吐も頻繁に生じる副作用です。特に,シスプラチンはこの副作用が強くでます。

骨髄抑制は他の抗がん剤に比較して,その現れ方は比較的穏やかとされています。

プラチナ製剤はDNAに直接作用するため,アルキル化剤と同様に,発がん性もあります。



 

プラチナ製剤の適応できるがんと抗がん剤副作用一覧 

   

抗がん剤名
商品名
適応できるがんの種類 副作用 投与方法
カルボプラチン
パラプラチン
頭頚部がん,肺がん,卵巣がん,子宮頚がん,悪性リンパ腫,睾丸腫瘍 骨髄抑制,腎障害,吐き気,嘔吐,食欲不振,脱毛,下痢,口内炎,便秘,血尿,むくみ,肝障害,頭痛,発熱,しびれ 点滴
シスプラチン
プラトシン,ブリプラチン,ランダ
肺がん,膀胱がん,前立腺がん,卵巣がん,頭頸部がん,食道がん,胃がん,子宮頸がん,胚細胞腫瘍,悪性リンパ腫 吐き気,嘔吐,食欲不振,脱毛,倦怠感,腎障害,骨髄抑制,貧血,出血傾向,難聴,視神経炎,しびれ感 点滴
肝動注
ネダプラチン
アクプラ
頭頚部がん,肺がん,食道がん,膀胱がん,睾丸腫瘍,卵巣がん,子宮頚がん 骨髄抑制,血漿板抑制,吐き気,嘔吐,難聴,耳鳴り,間質性肺炎,腎不全 点滴
オキサリプラチン
エルプラット
大腸がん 吐き気,嘔吐,食欲不振,頭痛,末梢神経障害,感覚異常,知覚不全,腎障害,聴力障害,骨髄抑制 点滴
ミリプラチン
ミリプラ
 
肝臓がん  発熱,肝機能障害,黄疸,肝不全,肝・胆道障害,感染症,骨髄抑制,ショック,アナフィラキシー様症状,間質性肺炎,急性腎不全  肝動脈内投与 


     
    
    
 
 スポンサードリンク
   


 
     
 
   
  末期でもあきらめない! 世界が認めた抗ガン漢方薬!
 サンプル無料!

 
 
Copyright(C)2013 All Rights Reserved