抗がん剤治療と抗がん剤副作用のすべて

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抗がん剤治療と副作用のすべて
 
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抗がん剤治療 INDEX
                         
    効くがんと効かないがん                  副作用の種類と対処法 
    治療が適応となる患者                  遺伝子検査と診断
    治療前に確認すべきこと                  化学療法の種類と特徴 
    抗がん剤の奏効率                  アルキル化剤 
    抗がん剤の効果判定                  代謝拮抗剤 
    副作用の種類と出現時期                  植物アルカロイド 
    臨床試験と標準治療                  抗がん性抗生物質 
    補助療法                  プラチナ製剤 
    多剤併用療法                 ホルモン剤 
    化学放射線療法                  分子標的治療薬 
    局所投与法                  化学療法の長所と問題点 
    減量抗がん剤療法                  支持療法 
    共存療法・休眠療法                  治療中の食事 
    免疫最大化がん治療                  これからの抗がん剤治療 
    がん幹細胞と化学療法                  化学療法Q 
    近藤理論(がん放置療法)                     
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抗がん剤治療と副作用−はじめに

 
 


皆さんは抗がん剤について,どのようなイメージをお持ちでしょうか?

「怖いもの」 「副作用が強い」 「がん治療の最後の手段」など,どちらかといえばマイナスのイメージを持つ方が多いようです。 




    各種抗がん剤のサンプル

巷の書籍やインターネットの情報では賛否両論あります。

「延命など確実に成績は向上している。」という肯定的な意見もあれば,「抗がん剤は効かない。」という否定的な意見もあります。

さらには「副作用で殺される。」という怖いコメントもあります。

患者としては,「副作用が強くて苦しむ治療は受けてよいのだろうか?」



「本当に効果があるのか? がん治療に使用していいものなのか,それとも使用すべきではないのか?」と迷われている方も多いと思います。

ネットや書籍で溢れる情報を見ればみるほど,どれを信じたらよいのかわからなくなり,不安を募らせていらっしゃる方は多いと思います。



このサイトは抗がん剤治療を受けるべきか迷われている方,これから受ける予定の方,すでに受けている方の参考にしていただきたいと思い,立ちあげました。

ここで,大切な点は,患者の立場としても,治療に関しての客観的知識をまず,獲得することです。

よく問題にされる副作用にしても,どのようにすれば軽減できるのかという方法を知るということも大切であり,副作用の種類によっては,日常生活の工夫で,症状の悪化軽減もできます。



現在では,「インフォームド・コンセント=医師の説明と患者の同意」が大切であるという考え方が普及し,昔に比べると医師も丁寧に説明してくれる場合が多いようです。

しかし,患者側に知識がなくては医師の説明に「そうですね。」とうなずいても「この治療で本当にいいのか?」と内心不安になります。

実際,自分の治療方針を理解している患者のほうが,良好な経過をたどるといわれています。

これは,医師から提示されている治療を理解しているという安心感も影響しているのでしょう。

抗がん剤に関しては,誤解や偏見を持っている人も少なくなく,治療の障害となることもあります。


現在では,新しい薬剤が次々と開発され,副作用を抑える薬剤も新しいものが開発されています。さらに投与法においても,より効果的で,副作用を抑える方法も考案されています。

特に,分子標的薬においては,がん細胞の遺伝子と薬剤の効果の関係が明らかになり,投与前に遺伝子検査をおこない,効果が期待できる患者のみ投与がおこなわれるようになりました。

その結果,たとえば肺がん抗がん剤のイレッサなどは,遺伝子が適合した場合,RR(奏効率)は75%以上で,PFS(無進行生存期間)は7.7カ月から12.9カ月という,従来型の抗がん剤では到底及ばない成績をあげています。


 

 

抗がん剤治療の革命となると期待される免疫チェックポイント阻害薬

 
 

最近では,免疫の研究が進み,免疫細胞ががんを攻撃しようとすると,がん細胞が免疫細胞の機能を抑えるレセプターに働きかけ,免疫細胞の攻撃から自らを守ろうとしていることがわかりました。

そこで,免疫細胞にがん細胞がブレーキをかけるレセプターを薬剤でブロックすることにより,免疫抑制を解除し,がん細胞を患者の免疫細胞の力で治そうとする抗がん剤(免疫チェックポイント阻害剤)が開発され,がん治療に革命を起こすのではないかと期待されているのです。

この抗がん剤は,薬剤が癌細胞を直接攻撃する従来のタイプとは全く異なり,患者自身の免疫細胞の力を利用して,がんを死滅させるものであり,免疫活性剤ともいえるものです。

この免疫チェックポイント阻害薬は,悪性黒色腫(メラノーマ)などの全身に転移したケースでもかなりの成果をあげ,たとえば,抗CTLA-4抗体薬(イピリマブ)では,3年生存率が約21%であり,その後10年経過しても,生存率にほとんど変わりはないことから,根治も可能な薬剤として期待されています。

一方の,抗PD-1抗体薬(ニボルマブ)は、悪性黒色腫だけでなく,2015年には非小細胞肺がんの抗がん剤として,日本で承認されています。

さらに,この新しい抗がん剤免疫チェックポイント阻害薬は,腎臓がん,膀胱がん,頭頸部がん,胃がん,食道がん,卵巣がん等の進行がんに対しても,世界中で臨床試験が行われ,適応拡大と共に,その効果が期待されています。

このように,現在,抗がん剤は長足の進歩を遂げています。

ネット上にあふれる「抗がん剤は毒薬で効かない」という一昔前の情報を鵜呑みにして,化学療法をすべて拒否することは,有効な抗がん剤が使用できるチャンスを自ら逃してしまうことにもなりかねません。


また,標準治療となっていなくとも,薬剤の投与量を個人の体質に合わせ,減量することで,副作用も少なく,長期延命も期待できるとされる治療法も考案されており,このサイトで紹介しました。
減量抗がん剤療法」 「がん共存療法・休眠療法」 「免疫最大化がん治療


みなさんには是非このサイトを通して,抗がん剤治療とはどのようなものなのか,どのような種類があるのかをを知っていただきたいと思います。



このサイトは抗がん剤のプラス面とマイナス面,両面からとらえることをコンセプトとし,さらに最新情報も加え,抗がん剤のことなら何でもわかるサイトを目指しています。

確かに抗がん剤は副作用が強く,それにより苦しむことも多いという点は事実ですが,分子標的薬の登場によって,成績もかなり向上しているのに,抗がん剤は毒薬だとして,すべて否定するのも客観的姿勢ではありません。

一方で,特に従来型の抗がん剤の場合,わずか数ヶ月の延命のために,強い副作用に苦しみ,こころまで衰弱し,さらには延命すらできたのか疑問とされるケースも多いということも事実です。



抗がん剤治療を選択すべきか否かは,とても難しい判断といえます。
なぜなら,その効果や副作用の程度は,個人差がとても大きいため,投与してみないと結果は医師でもわからないという面があるからです。

最終的には,患者さん自身が決断しなければなりませんが,この治療はその人,一人ひとりの人生観,価値観とも,深く関わっているといえるでしょう。

なぜなら,わずかの延命で,抗がん剤の副作用で苦しむくらいなら,無治療で,穏やかに過ごせた方がよいと考える人もいるでしょうし,一方で副作用があらわれ苦しんでも,抗がん剤でも何でも受け,最後まで闘いたいと思う人もいるでしょう。

結局,判断の際に大切なことは,抗がん剤の副作用の程度と,延命などの効果とQOL(生活の質)がどれだけ維持できるかというバランスにあると思います。したがって,治療の前には,主治医にこの点をよく確認することが必要です。




このサイトが少しでも患者の方やご家族の治療選択の参考になり,お役に立てることができれば幸いです。

そして,皆様がより良い方向へ向かわれることを心よりお祈り申し上げます。




   
         
 

 


 

変わりつつある抗がん剤治療

   

抗がん剤も進歩し,その治療法も近年変わりつつあります。たとえば,化学療法はこれまで,副作用に対処するため,入院して投与されるケースがほとんどでした。

しかし,最近では,副作用対策が進み,通院によって化学療法を受けられるケースが多くなってきています。

これは,効果がほぼ同じでも,毒性が弱い薬剤が開発されたり,副作用として起こる様々な症状や苦痛をとる「支持療法」が進歩したからです。

たとえば,骨髄抑制による感染症対策としてはG-CSF製剤 が開発され,免疫力低下をカバーできるようになり,また,多くの抗がん剤でみられる悪心・嘔吐対策としては,5HT3受容体拮抗薬の開発によって悪心・嘔吐のコントロールが可能となってきました。

最近では,投与後しばらくしてから起こる吐き気にも有効な制吐剤パロノセトロンやアプレピタントも開発され,より幅広く,吐き気・嘔吐に対応できるようになってきています。

さらに,これまで治療の難しかった副作用である手足のしびれなどの末梢神経障害に対処できる新薬も開発されています。



一方,分子標的薬の開発が進み,標的とする分子を確認するため,投与前に遺伝子の状態を調査し,その結果に基づいて抗がん剤が選択されるようになりました。

このような遺伝子の状態を調べる医薬品を「コンパニオン診断薬」と呼んでいますが,このような診断薬と治療薬をセットで使用することで,患者さん一人ひとりに合った薬剤を使用する「個別化医療」が進み,不要な投与による副作用が避けられるようになり,より効果的な薬剤が選択できるようになったのです。

また,従来型の抗がん剤に対しても,投与前に患者から取り出したがん細胞を薬剤と共に培養し,がん細胞がどれだけ死滅するかを測定する「薬剤感受性試験」が先進医療として行われるようになり,その患者に対する効果も予測できるようになってきています。

このような抗がん剤治療の進歩は生存期間の延長をもたらしています。

たとえば,米国のMDアンダーソンがんセンターによると,転移した乳がん患者では,1974年から79年までの5年間の生存率と,1995年から2000年までの5年間の生存率を比較した場合,後者が3倍以上の伸び率を示したと報告しています。

今後も,新しい薬剤の開発や支持療法の進歩と共に,抗がん剤治療はさらに個別化が進み,患者に対して副作用などの負担が少なく,かつ生存率が伸びる治療が可能になってくると考えられます。



 
 

   


 

重要な副作用対策とコミュニケーション

   

近年,支持療法が進歩し,副作用対策がいくら進んだとはいっても,やはり副作用は避けて通ることはできません。

抗がん剤の副作用について,正しい知識を獲得することは,治療に対する不安や恐怖心を和らげる意味でも特に大切です。

すでに述べたように,通院での抗がん剤治療が可能になったということは,これまでと同じように仕事が続けられるということでもあり,また,趣味などの時間もつくることができ,患者さんにとっては大きなメリットがあります。

ただ,一方で,抗がん剤治療を受けながら,仕事や家事だけでなく,時には育児までも並行して行わざるをえないという場合もあり,これらが心理的にも肉体的にも大きな負担となることも事実です。

さらに,副作用の影響で,食欲が減退したりするケースなどもあり,日常生活にもマイナスの影響を与えることもあります。

通院による治療では,医師や看護師などの医療スタッフと接する時間が少なくなり,コミュニケーションが不足がちとなって,一人で悩んだり,不安が増長してしまうこともあります。

通院時は遠慮なく,医療スタッフとのコミュニケーションをおこない,副作用などの疑問や不安を解決することが大切です。

特に大切ことは,副作用の種類や出現時期などの知識や,セルフケアの方法を身につけておくことです。

このサイトでも,「副作用の種類と対処法 」で,抗がん剤のセルフケアの方法について紹介していますが,症状がつらい場合はすぐに受診し,どんな些細な症状でも医療スタッフに伝え,早めに対処することが,症状を悪化させないためにも重要です。

また,不安定な心理は,症状を悪化させてしまうことも多く,自分の気持ちを楽にするための工夫も大切です。

インターネットなどで紹介されている患者会に参加し,悩みや不安を話し,コミュニケーションを持つだけでも,不安を和らげ,気持ちが楽になり,それが体調をよくすることにもつながります。

NPO法人「がんサポートコミュニティー」では,臨床心理士,看護師,ソーシャルワーカーなどの専門家と患者同士が交流できるサポートプログラムを提供しています。


   
 

   


 

抗がん剤治療の目的

   
現在がんに対しては,三大療法と呼ばれる外科手術,放射線,そして,抗がん剤があります。

これらのなかで手術と放射線は「局所療法」であり,がんが他の部位へ転移していない場合,これらの方法でがんの根治は可能です。


これに対して抗がん剤治療は基本的に「全身療法」であり,薬剤を投与すると,それが血液の流れに乗って全身を巡り,体内に存在するすべてのがん細胞を攻撃して破壊します。

 
がんが進行して,がん細胞が原発部位から離れて全身に広がった場合には,手術や放射線でそれらをすべて死滅させることは困難です。

そこで,血流に乗って全身を巡り,どこにがん細胞があっても攻撃できる抗がん剤が使用されます。

つまり,広い範囲に広がったがん,また,悪性リンパ腫や白血病のように体液内に存在するがんの治療法として適しているわけです。



抗がん剤治療には大きく分けて4つの目的があります。
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   がんの治癒(根治)を目指す。
   
悪性リンパ腫や白血病や精巣がんなどでは,治癒が期待できます。

その他のがんは治癒が困難ですが,手術や放射線と組み合わせることで根治も目指せます。


  がんを縮小させて,手術を確実に行いやすくする。
   
事前に薬剤の投与をおこない,がんをあらかじめ小さくしてから手術をする場合があります。

これを「術前化学療法」あるいは「ネオアジュバント療法」といいます。

術前化学療法を行い,腫瘍を縮小させることで,がんが切除しやすくなったり,手術の範囲を縮小したりできます。

乳がんでは術前化学療法を行うことで,乳房温存率が向上しました。

この治療法は,乳がんの他,肺がんや食道がん,胃がん,膀胱がん,大腸がんなどでも実施されています。
 

  再発を予防する。
   
手術や放射をした後の抗がん剤の投与を,「術後化学療法」あるいは「アジュバント療法」といいます。

手術などで取り切れなかったがんや,目に見えない残ったがん細胞を死滅させることで,再発予防を目指します。

この「術後化学療法」は,がんの進行の程度やがんの悪性度などから総合的に判断し,再発の可能性が高いときに行われます。

大腸がんや乳がんなどさまざまながん治療で広く普及しています。 


  延命や症状の緩和を目指す。 
   
がんが他の臓器や骨などに転移したときや再発したときは生存期間の延長や症状を緩和するために抗がん剤治療を行います。

近年,化学療法の進歩で,再発・転移がんでも生存できる期間が延長してきています。

例えば大腸がんの場合,かつては再発すると余命は半年といわれていましたが,現在は3年近くまで延びています。
 


  




   
 
  
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